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【関西の議論】ゴキブリを100万匹飼育…兵庫・赤穂にある世界最大級の研究所とは

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【関西の議論】
ゴキブリを100万匹飼育…兵庫・赤穂にある世界最大級の研究所とは

ゴキブリを100万匹飼育するアース製薬の赤穂研究所=兵庫県赤穂市 ゴキブリを100万匹飼育するアース製薬の赤穂研究所=兵庫県赤穂市

6畳部屋に60万匹放し飼い

 続いて、屋内で暮らすゴキブリとしては国内最大で、頭のオレンジ色の模様が特徴のワモンゴキブリの飼育室へ。ガラス越しにのぞくと、約60万匹のゴキブリを放し飼いにする6畳ほどの部屋が見えた。床や壁をゴキブリが覆い尽くす異様な光景に、思わず「うわ!」と叫んでしまった。

 思い切って目をこらすと、隅に紙製の筒があり、多くはそこに潜んでいた。室内を活発に動き回っているのはオスで、メスは筒の中にこもりっているという。住宅などでは卵を産むメスを退治することが重要になってくるが、こうした習性のためメスの退治は難しいのだという。

 エサはネズミ用の飼料。60万匹が1週間で約20キロを平らげる。エサが少なくなると共食いすることも。筒にはゴキブリがかじった痕の無数の穴があいており、食欲の旺盛さをうかがわせる。

 試験用に外へ持ち出したり、水を与えたりするために研究員が1週間に数回、室内に入る。大量に飼育しているため、ほうきでゴキブリをはきながらの作業で、室内には「人間にとって不快なにおいが漂っている」という。

 「逃げ出すのを防ぐためにドア付近に『ごきぶりホイホイ』を置いているが、快適なので部屋から逃げるゴキブリはほとんどいない」と有吉課長。ゴキブリにとっては天国のようだ。

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