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【浪速風】イチローと大谷の新たな伝説が始まった 独創性貫く「振り子打法」「二刀流」(3月30日)

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【浪速風】
イチローと大谷の新たな伝説が始まった 独創性貫く「振り子打法」「二刀流」(3月30日)

アスレチックスとの開幕戦の2回、メジャー初打席で初安打を放つ米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手=29日、オークランド(共同) アスレチックスとの開幕戦の2回、メジャー初打席で初安打を放つ米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手=29日、オークランド(共同)

 イチロー選手が彗星(すいせい)のように登場したのは1994年である。オリックスに入って3年目の20歳の若者は、プロ野球史上初のシーズン200安打(最終的には210安打)を達成し、打率3割8分5厘でパ・リーグ首位打者、打者として史上最年少のMVPを獲得した。この年、大谷翔平選手が生まれた。

 ▼2人に共通するのは、独創性を貫き通したことだ。イチロー選手は上げた右足を揺らしてタイミングを取る「振り子打法」を、大谷選手は投手と打者の「二刀流」を。選手を型にはめがちな日本の野球界は、水が合わなかったのだろう。個性を尊重するメジャーリーグをめざすのは必然だった。

 ▼日本人は投手なら活躍できるが、打者は通用しない。イチロー選手はそんな冷たい視線を、デビュー戦で驚きと称賛に変えた。以降、数々の大記録を達成して、もはや伝説である。大谷選手は開幕戦の初打席で初安打を放った。次は投手として。新たな伝説が幕を開けた。

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