産経WEST

【エンタメよもやま話】スタバ、マック…文化侵略ではない カトリック総本山が米資本を歓迎する戦略とは

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【エンタメよもやま話】
スタバ、マック…文化侵略ではない カトリック総本山が米資本を歓迎する戦略とは

マクドナルドが2016年12月30日、店をバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の近くにオープン。大きな反発が起きていることを伝える英紙インディペンデント(電子版2017年1月4日付) マクドナルドが2016年12月30日、店をバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の近くにオープン。大きな反発が起きていることを伝える英紙インディペンデント(電子版2017年1月4日付)

 さて、今週ご紹介する“エンターテインメント”は、久々となる欧米のファストフードチェーン、というか外食産業に絡むユニークなお話でございます。

 2016年3月16日付の本コラム「餃子の王将も驚く、スターバックス“自爆”戦略 世界5%カフェ大国イタリア制覇の夢

https://www.sankei.com/west/news/160316/wst1603160002-n1.html

などでご紹介したように、米国生まれのこうした飲食店チェーンやファストフードのチェーンが海外進出する場合、宗教にも、それに絡む食材の制限なども特にない日本だと、美味しくてコスパさえ良ければ、問題なくスンナリ受け入れられるわけですが、世界的に見ると、実は日本のような国こそレアケースなのです。

▼【関連ニュース】餃子の王将も驚く、スターバックス“自爆”戦略 世界5%カフェ大国イタリア制覇の夢

 スタバやマクドナルドが実は、進出した先の国々でさまざまな文化的摩擦(まさつ)やトラブルを起こしていることは、日本ではあまり知られていません。そして、そんなトラブルと、それを受けた、とあるニュースが最近、欧米で物議を醸す事態に発展しているのです。

 というわけで、今回の本コラムでは、そんなお話を詳しくご紹介いたします。

    ◇   ◇

■世界最小で人口も800人、世界の宗教界を動かす最重要国家に、マクドナルドが…

 本コラムのネタ探しで海外メディアのサイトを巡回中、こんな見出しの記事を見つけました。3月24日付のロイター通信。「カトリックの教会が、あなたの近くのスタバにやってくる?」。

 どういう意味かといいますと、若きカトリックの信者が3月24日、バチカンのカトリック教会の長老たちに対し、コーヒーバーのような場所で信仰を広めねばならないと語ったというのです。

 そして、全世界に散らばる300人の若いカトリック信者の代表者が書いた12ページの文書の一部には「教会(神)は、さまざまな場所でわれわれと出会いたい」などと書かれていたと説明。

 「バーやコーヒーショップ、公園、ジム、スタジアム、そして、その他の人気のある文化センターなど、人々が快適かつ自然に交流し、出会えるような創造的かつ新しい方法を見つけるよう努力すべきです」と訴えたのです。

マクドナルド出店…カトリック枢機卿は「恥ずかしい…」

このニュースの写真

  • スタバ、マック…文化侵略ではない カトリック総本山が米資本を歓迎する戦略とは
  • スタバ、マック…文化侵略ではない カトリック総本山が米資本を歓迎する戦略とは
  • スタバ、マック…文化侵略ではない カトリック総本山が米資本を歓迎する戦略とは
  • スタバ、マック…文化侵略ではない カトリック総本山が米資本を歓迎する戦略とは

関連ニュース

「産経WEST」のランキング