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廃線鉄道、活用に課題 JR三江線の地元自治体

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廃線鉄道、活用に課題 JR三江線の地元自治体

 問題は、ホームが高さ約20メートルの鉄橋上にあり「天空の駅」として知られる宇都井駅などの駅舎やレールの維持・撤去費。譲渡を受けなければJR西が費用負担し撤去するが、譲渡を受ければ将来の維持費と撤去費は自治体側の負担となる。

 三次市の担当者は「将来の負の遺産にしないことが大事」と話し、鉄道公園構想に慎重な姿勢をみせる。

 ▽危機感

 市同様に将来のリスクを懸念する町は、鉄道公園の実現化には、運営団体の法人設立など事業の具体化が必要としている。準備会は3月中旬、NPO法人を目指すことを決定。会長の日高弘之さん(77)は「協議が難航しているのは分かっているが、何もしなければ地域がなくなってしまう」と危機感をにじませ、「廃線間際の盛り上がりを途切れさせないように、できることからやっていく」と意気込んでいる。

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