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【浪速風】センバツ開幕、賛否はあるがタイブレークの新たなドラマに期待する(3月23日)

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【浪速風】
センバツ開幕、賛否はあるがタイブレークの新たなドラマに期待する(3月23日)

第90回選抜高校野球開幕戦の聖光学院(福島)-東筑(福岡)戦、9回に勝ち越しのセーフティバントを決める聖光学院・横堀航平=甲子園球場(水島啓輔撮影) 第90回選抜高校野球開幕戦の聖光学院(福島)-東筑(福岡)戦、9回に勝ち越しのセーフティバントを決める聖光学院・横堀航平=甲子園球場(水島啓輔撮影)

 選抜高校野球の注目は、初めて導入されるタイブレーク制である。延長十三回以降は無死一、二塁から攻撃を始める。選手の健康管理のため、得点が入りやすくすることで、試合の決着を早める狙いがある。昨年の大会で、2試合連続で延長十五回引き分け再試合になったのも記憶に新しい。

 ▼入場行進曲「今ありて」を作詞した阿久悠さんは、熱烈な高校野球ファンとして知られた。夏の大会はほぼ全試合を観戦して、感動詩を綴(つづ)った。「最高試合」と題したのは、昭和54年夏の箕島-星稜の死闘である。延長に入り、星稜が2度リードするが、箕島がホームランで追いつき、十八回サヨナラ勝ちした。

 ▼「勝利は何度も背を向けた/背を向けた勝利を振り向かせた快音が/一度 そして 二度起きたのだ」「人々の胸に不可能がないことを教え/君らは勝った」。タイブレークでも新たなドラマが生まれるはずだ。どんな苦境でもあきらめない。それが高校野球だから。

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