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ながらスマホ運転5人死傷の名神事故、求刑上回る2年8カ月の実刑判決 「検察は、ながらスマホを過小評価」大津地裁

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ながらスマホ運転5人死傷の名神事故、求刑上回る2年8カ月の実刑判決 「検察は、ながらスマホを過小評価」大津地裁

多重事故が発生した名神高速道路の現場=平成29年11月21日、滋賀県多賀町(本社ヘリから) 多重事故が発生した名神高速道路の現場=平成29年11月21日、滋賀県多賀町(本社ヘリから)

 滋賀県多賀町の名神高速道路で昨年、スマートフォンを見ながらトラックを運転して多重事故を起こし、5人を死傷させたとして自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた新潟県見附市の元トラック運転手、前田博行被告(50)に大津地裁は19日、禁錮2年8月の実刑判決を言い渡した。検察側が求刑していた禁錮2年を上回った。

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 今井輝幸裁判官は、新しい事故原因の形態に当たる「ながらスマホ」を検察側が過小評価していると指摘。「被告のスマホ操作に緊急性はなく、非難の程度は相当高い」と述べた。

 判決によると、前田被告は昨年11月21日、名神高速の下り線でトラックを運転中、渋滞で減速していた前方の乗用車に追突して愛知県一宮市の会社員、水谷勇二さん=当時(44)=を死亡させ、さらに前の3台も巻き込んで4人にけがをさせた。

 前田被告は「目的地までの時間を調べるため、地図アプリを開いた」などと起訴内容を認めていた。

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