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東邦ガス、中部電から電力 30年度中にも調達検討

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東邦ガス、中部電から電力 30年度中にも調達検討

中部電力は大阪ガスと首都圏で電気・ガス販社を、東京電力HDと共同出資で火力発電会社を…大手エネルギー会社の関係 中部電力は大阪ガスと首都圏で電気・ガス販社を、東京電力HDと共同出資で火力発電会社を…大手エネルギー会社の関係

 東邦ガスが平成30年度中にも、家庭向け小売りの電力を中部電力から調達する方向で検討していることが14日、分かった。ガス大手が同じ地域を地盤とするライバルの電力大手から電力を調達するのは珍しい。

 東邦ガスは高効率の発電所を持つ中部電から安い電力を仕入れる狙い。中部電は人口減少や省エネの浸透などで電力需要の先細りを懸念しており、販売先を拡大する。調達額は年間1億円程度になるもようだ。東邦ガスの顧客には電気料金の値下げにつながる可能性がある。

 東邦ガスは住友商事の子会社サミットエナジー(東京)から電力を調達しているが、競争力強化のため東京ガスや関西電力などとも取引を検討している。九州では西部ガスが九州電力から電力を調達している例がある。

 中部電は28年4月の電力小売り全面自由化以降、東邦ガスを含む新電力に約68万件の契約を奪われた。東邦ガスは電力で約7万件の契約を獲得したものの、29年4月の都市ガス小売り全面自由化で約10万件の顧客が中部電に流れた。

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