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【浪速風】“最年少コレクター”藤井六段、「天才がうようよ」の世界で残るはタイトル獲得のみ(3月14日)

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【浪速風】
“最年少コレクター”藤井六段、「天才がうようよ」の世界で残るはタイトル獲得のみ(3月14日)

藤井聡太六段 藤井聡太六段

 「新聞の字もまだ読めない頃から町で一番強く、物心つく頃には県内で敵(かな)う者なし。えらい天才が現れた-と大騒ぎになり、郷土の衆望をになってプロ入りする。ところが入ってみると、周りの少年が、みな自分と同じか、それ以上の子供たちだ」(中平邦彦著「棋士・その世界」から)

 ▼現役のプロ棋士は約160人。天才がうようよする将棋の世界で、藤井聡太六段(15)がまた快挙を達成した。対局数(70局)、勝数(59勝)、勝率(8割4分3厘)、連勝数(29連勝)。平成29年度の記録全4部門で1位になった。プロ野球の高卒ルーキーが三冠王になるようなものだ。

 ▼4部門独占は3人目だが、もちろん最年少である。14歳2カ月で四段の史上最年少プロになり、初の中学生五段、さらに全棋士参加棋戦に優勝し、規定により五段をわずか16日間で通過して六段に駆け上がった。あとは、いつタイトルを獲得するかだ。「最年少コレクター」から目が離せない。

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