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バブル期に誕生、街開き30年の「六甲アイランド」 お隣のポーアイは活気だが…「住みやすさ磨け」

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バブル期に誕生、街開き30年の「六甲アイランド」 お隣のポーアイは活気だが…「住みやすさ磨け」

六甲アイランドの街開き30年を振り返る「六甲アイランドCITY自治会」の實光良夫会長=神戸市東灘区 六甲アイランドの街開き30年を振り返る「六甲アイランドCITY自治会」の實光良夫会長=神戸市東灘区

 神戸市東灘区の人工島・六甲アイランド(六アイ)が15日、昭和63(1988)年の街開きから30年を迎える。同市が手がけた人工島の神戸ポートアイランド(ポーアイ、中央区)に続く神戸第2の海上文化都市として期待されたが、平成7年の阪神大震災や近年の少子化の影響で、市が当初、描いていた計画には遠く及ばない。市は街の発展を期待するが、企業の本社や事務所の移転や、商業施設にも空きが目立つなど、苦戦が続いている。(小松大騎)

「街はどんどん良くなっていくと思ったが…」

 「30年前はバブル経済の真っ盛り。街はどんどん良くなっていくと思ったが、完成度はまだ半分程度だ」

 六アイの約6300世帯で構成する「六甲アイランドCITY自治会」の實光(じっこう)良夫会長(70)は現状をこう嘆く。實光会長が入居した30年前は美術館や飲食店が集まり、遊園地やプール、映画館などアミューズメント施設が相次ぎ進出した。だが、時代の先端を走っていた六アイは、阪神大震災や不況、少子化の波にのみ込まれた。

 市は当初、島内の計画人口を3万人と算出したが伸び悩み、3月1日時点で1万9448人にとどまる。従業員約3500人の日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)が平成28年8月に本社を三宮地区に移転するなど、多くの企業が島外に本社や事務所を移した。

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