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【パナソニック100年・遺訓を超えて(3)】「社員は幸せか」変わる働き方 積極的な就業改革の歴史

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【パナソニック100年・遺訓を超えて(3)】
「社員は幸せか」変わる働き方 積極的な就業改革の歴史

 パナソニック出身の民進党参院議員、矢田わか子(52)は昨年3月、参院予算委員会で、当時の厚生労働相、塩崎恭久への質問で「しっかり休んで、しっかり働かないと生産性の向上は図れない」と述べ、働き方改革に向けた制度導入を求めた。

 それは昭和59(1984)年の入社以来約30年の社員生活で染みついた感覚から出た言葉なのかもしれない。同社は働き方改革の先駆的存在だったからだ。

 昭和40(1965)年、松下電器は日本で初めて週休2日制を導入した。ただ単に社員を休ませるのではない。幸之助は「一日は休養、一日は教養に使うよう指導してるんです」「一人一人の仕事の能率を2倍にも3倍にも上げていかないといけない」と言って、海外企業との競争に打ち勝つために、仕事の効率化を求めた。

 導入後5年間で売上高と最終利益を3倍以上に増やし、労働日数短縮と好業績という一見相反するかにみえる2つを同時に実現してみせた。やがて他企業も、官公庁も追随して週休2日制を導入した。

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