産経WEST

辺野古工事差し止め却下、門前払いに大きなため息 沖縄県強気の姿勢崩さず

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


辺野古工事差し止め却下、門前払いに大きなため息 沖縄県強気の姿勢崩さず

 短い判決主文を裁判長が淡々と読み上げると、傍聴席に詰め掛けた市民らは深く、大きなため息をついた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る13日の那覇地裁判決は、県側の主張を門前払いした。口をきつく閉じて天を仰いだ、県知事公室長の謝花喜一郎氏。「新基地を造らせない手段は、さまざまにある」と、強気の姿勢を崩さなかった。

 メモを片手に報道陣に交じって傍聴席に座った沖縄平和市民連絡会の宮城恵美子さん(68)は、こみ上げる怒りを抑えながら判決を批判した。「安全保障に絡むと、司法は全て国の言いなりだ」

 謝花氏は今回の門前払い判決について、岩礁破砕許可の是非が判断されていないと受け止める。県庁に戻って記者会見し「行政としてはこれまで通り、許可は必要だと国に求める」と語った。

 移設作業が進む、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ。ゲート前で工事に反対する人たち数十人が座り込んだが、県警機動隊員に排除された。県の敗訴を知らされた沖縄県統一連の瀬長和男事務局長(54)は「なぜ裁判所が沖縄の民意を無視し、国のやることを追認するのか」と憤った。

「産経WEST」のランキング