産経WEST

【鬼筆のスポ魂】「サード大山」の重圧…「鳥谷先輩」に動いていただいた上に与えられたポジション

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【鬼筆のスポ魂】
「サード大山」の重圧…「鳥谷先輩」に動いていただいた上に与えられたポジション

春季キャンプで三類の守備に取り組む大山(村本聡撮影) 春季キャンプで三類の守備に取り組む大山(村本聡撮影)

 昨季、新天地で鳥谷は腐ることなくよみがえった。打率・293は前年の打率・236から大きくアップ。気迫も見せた。5月24日の巨人戦(甲子園)で吉川光夫から顔面に死球を受け鼻骨骨折。それでも次の試合からフェースガードをつけて試合に出続けた。9月8日のDeNA戦(甲子園)二回裏には史上50人目の2000安打を達成。昨季のシーズン終了時点で歴代2位の1895試合連続出場(1位は広島・衣笠祥雄の2215試合)を継続中だ。

 三塁で復活した鳥谷をそれでも二塁に“移した”金本監督の狙いは今季に臨む戦力構想と将来を見通してのものだ。一塁にロサリオ、三塁に大山を配して打線を強化。若い大山にポジションを与えることで成長を促す。狙いは理解できる。しかし、昨季に遊撃のポジションを“与えられた”北條は攻守に不振でシーズン途中に2軍落ち。その後は糸原健斗→大和と遊撃手は移り変わり、大和のフリーエージェント(FA)移籍(DeNAに入団)で今季はいまだにレギュラーさえ決まっていない。

 キャンプ中、大山は三塁について「鳥谷さんが動いていただいたことを一番意識します」と答えていた。鳥谷先輩に動いていただいた末に“与えられたポジション”…。これは精神的にも相当な重圧になるだろう。

続きを読む

関連ニュース

「産経WEST」のランキング