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北朝鮮、対話に傾く2つの理由…安倍首相の出番は 李相哲・龍谷大教授寄稿

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北朝鮮、対話に傾く2つの理由…安倍首相の出番は 李相哲・龍谷大教授寄稿

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

 一方、トランプ米大統領の場合、協議に応じなかったら、「北朝鮮がここまで『譲歩』しているのに」と国際社会の一部から非難されることにもなりかねない。まず同盟関係にあるはずの韓国から非難を買い、同盟関係にひびが入っていることを印象づけてしまう。それは北朝鮮を利することになる。また、中国とロシアはこれを口実に、制裁包囲網から部分的に離脱する可能性もある。

 トランプ大統領は半信半疑ながらも、金正恩朝鮮労働党委員長の真意を直接確かめてみようとしたはずだ。

 ただ、これからが問題だ。米国はまず、南北首脳会談の結果を見極めようとするはずだ。そして、北朝鮮に行動を促すだろう。米国は北が「非核化」の意思を表明したことだけで満足しない。完全で検証可能、不可逆的な核放棄のため、非核化の「方法論」について話し合う必要がある。特使の相互訪問、会談のための議題設定、非核化の意思を確認できたあとの、検証方法など、詰めていかなければならない課題は山積している。

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