産経WEST

【東日本大震災7年】歩みは遅くても一歩ずつ前へ 復興願い「カタツムリ作戦」 京都美術工芸大で作品展示

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【東日本大震災7年】
歩みは遅くても一歩ずつ前へ 復興願い「カタツムリ作戦」 京都美術工芸大で作品展示

小学生らが制作したカタツムリアート作品を見るコシノジュンコさん(右)たち=京都市東山区 小学生らが制作したカタツムリアート作品を見るコシノジュンコさん(右)たち=京都市東山区

 東日本大震災からの復興への願いを込めて京都市内の小学生らが制作した、カタツムリにちなんだアート作品を展示する「カタツムリ作戦2018 in KYOTO」が京都美術工芸大の鴨川七条ギャラリー(京都市東山区)で開かれている。26日まで。

 同大客員教授でファッションデザイナーのコシノジュンコさん(78)が平成24年から企画。復興までの道のりを「カタツムリのように歩みが遅くても、焦らずに一歩ずつ前へ進もう」という思いが込められているという。これまでは被災地などでワークショップが開かれてきたが、関西での開催は今回が初めて。

 昨年11月、コシノさんの指導の下、市立開睛小学校と東山泉小(いずれも同区)の5年生計約180人が制作。カタツムリの殻に見立てた円形の紙(直径約15センチ)に思い思いの絵を描き約400点を完成させた。紙にはらせん状の切り込みがあり、展示した際の立体感を演出している。

 児童らの作品は今後、被災地で展示される予定。コシノさんは「一つの場所に全ての作品を集めると、にぎやかで楽しい。続けられる限り今後も活動を行いたい」と話している。

 入場無料。午前9時~午後5時半。問い合わせは同大((電)075・525・1515)。

「産経WEST」のランキング