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【パナソニック100年・遺訓を超えて(1)】家電からBtoB 生き残りかけ恐れぬ変革

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【パナソニック100年・遺訓を超えて(1)】
家電からBtoB 生き残りかけ恐れぬ変革

松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助氏 松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助氏

 7日に創業100年を迎えたパナソニック。創業者、松下幸之助の言葉から、変革のときを迎えている同社の姿を追った。

 「コウノスケ? WHO?」

 今年1月、米ラスベガスで開かれた世界最大級の家電見本市「CES」。今年創業100年を迎えるパナソニックの出展ブースに設置された幅約30メートル、高さ約6・5メートルのパノラマシアターの映像に外国人来場者がつぶやいた。

 「生活物資を、水道水のように大量に低価格で提供して、貧しさを除く」。一代で松下電器産業(現パナソニック)を世界的企業にした創業者、松下幸之助の有名な経営理念“水道哲学”が紹介されていた。

 しかし、「経営の神様」として知られた幸之助も没後29年。立志伝中の人となり、未来の車の形には興味を示した来場者に「誰?」の問いが生まれるのも不思議はない。

 一方で今年のブースには異変が起きていた。長年、経営を支えてきた家電の新製品は並ばなかったのだ。代わりに自動運転時代に向けた斬新なコンセプトカーや、電気自動車(EV)用の車載電池などが目を引いた。今、パナソニックに、家電からBtoB(企業間取引)、つまり法人や工業向け製品へのシフトが起きていることが一目で分かる景色だった。

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