産経WEST

子供虐待通告、大阪が4年連続全国ワースト 最多の9305人、府警まとめ

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


子供虐待通告、大阪が4年連続全国ワースト 最多の9305人、府警まとめ

 虐待の疑いがあるとして、大阪府警が昨年1年間に児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子供の数が、統計を取り始めた平成13年以降で最多の9305人に上ったことが8日、府警のまとめで分かった。前年に比べて769人(9%)増加し、都道府県別でも4年連続で全国ワースト1位となった。

 通告の内容では、親が子供に暴言を浴びせるなどの心理的虐待が6644人(前年比634人増)と全体の約7割を占めた。以後は傷害などの身体的虐待1813人(同166人増)▽育児放棄などのネグレクト826人(同29人減)▽性的虐待22人(同2人減)-と続いた。

 虐待を事件として摘発した件数は83件(同4件増)で、被害児童は84人(同1人増)、容疑者は94人(同6人増)でいずれも過去最多となった。主な容疑者は実父と実母が各33人、内縁の夫が17人。死亡した児童は7人(同1人減)だった。

 府警は昨年4月、全国警察で初めて虐待専門部署の児童虐待対策室を設置。府や大阪、堺両市と虐待情報を共有してきた。対策室は「社会的な関心の高まりから通報が増えている。今後児相との連携を一層強化する」と話した。

関連ニュース

「産経WEST」のランキング