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【衝撃事件の核心】「1人オレオレ詐欺」で被害者宅にも宿泊、捜査員も驚く大胆な手口

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【衝撃事件の核心】
「1人オレオレ詐欺」で被害者宅にも宿泊、捜査員も驚く大胆な手口

オレオレ詐欺男、被害者宅に泊まった…衝撃事件の核心とは オレオレ詐欺男、被害者宅に泊まった…衝撃事件の核心とは

 いい年齢の大人が友人宅を訪問し、宿泊までするというなら手土産の一つでもあるのが常識だろう。しかしオカザキことAは、何の気遣いもなく、手ぶらでやってきた。

 時刻は午後8時を過ぎたころ。女性は夕食や入浴を勧めるなど息子の同級生を精いっぱいもてなす姿勢を見せたが、オカザキことAは、5分ほど雑談すると「疲れているので」と用意された寝床にさっさと入ってしまった。

 オカザキことAは、翌日午前6時ごろに起床。朝食もこれまた断って、立ち去った。

 一つ屋根の下でまったく縁もゆかりもないAと約9時間を過ごすことになった女性。Aの逮捕後、警察に「怪しいとは思わなかった。オカザキさんではなく息子の助けになりたい一心だった」と話した。

 Aがすぐ寝たのにはもちろん理由がある。「友人でないと気づかれるのが嫌だったので、女性とあまりしゃべらないようにした」

あっさり逮捕

 女性宅を出た直後、オカザキことAは、再び義雄になりすまして女性に電話をかけた。

 「オカザキに借りていた4万円を返しておいてほしい」。これまた典型的なオレオレ詐欺の手口だが、女性は実物のオカザキと会ったこともあって、嘘とは思えなくなっていた。現金を指定された自宅近くのコンビニまで持参し、そこに来たオカザキことAに渡した。

 味をしめたAは、ここから要求をエスカレートさせていく。最初の犯行からわずか10日間で、いずれも義雄になりきって、「会社の株を買うから12万円」「株の追加代金10万円」「不動産契約のキャンセル料50万円」と、女性に現金をせびった。そして、その都度同じコンビニに呼び出し、オカザキ役で受領。最初の4万円を含めて計76万円を詐取した。

「お母ちゃん、おれ性的不能やねん」…あっけなく逮捕、反省の色なく

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