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大阪の万博計画「良好」、調査団の予定地視察

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大阪の万博計画「良好」、調査団の予定地視察

 日本が大阪誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)の開催地決定に向け、来日した博覧会国際事務局(BIE)の調査団が8日午前、会場予定地の大阪市の人工島・夢洲を視察した。団長を務める崔在哲BIE執行委員長は午後に市内のホテルで記者会見し、日本の計画を「調査団の暫定的な考え方としては良好だ」との認識を示した。

 調査団は松井一郎大阪府知事らから具体的な会場計画の説明を受けた後、隣の人工島・咲洲にある府の庁舎展望台から夢洲を見下ろして全体像を確認。その後、予定地エリアを見て回った。

 崔氏は会見で「日本の提案は経済的にも実現可能性がある。適切なインフラも整備される」と評価。計画の進展を見守る意向も示した。ディミトリ・ケルケンツェスBIE次長は「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを「国際社会でも大きな意味を持つ」と指摘し、政府や地方自治体、国民の支持があることを確認したと語った。

 松井氏によると、会場へのルートとなる橋の車線が拡幅可能かどうかや再生可能エネルギー使用の見通し、途上国が参加する際の支援の用意などを尋ねられ、おおむね対応可能と伝えたという。

 調査団は6日に安倍晋三首相と、7日は松井氏や吉村洋文市長らと会談。8日夜には雨の中、道頓堀を船で約20分遊覧。小旗を持って歓迎する人に手を振って応じた。

 25年万博には、日本の他にロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(首都バクー)も立候補。調査団は4月に両国も訪問し、報告書をBIE執行委員会に提出する。開催地は11月に加盟国の投票で決まる。

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