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【関西の議論】天才中学生、藤井六段が身を置く将棋プロの世界 棋士にどうすればなれる? 収入は?

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【関西の議論】
天才中学生、藤井六段が身を置く将棋プロの世界 棋士にどうすればなれる? 収入は?

朝日杯オープン戦本戦準決勝で、羽生善治二冠と対戦する藤井聡太五段(当時) 朝日杯オープン戦本戦準決勝で、羽生善治二冠と対戦する藤井聡太五段(当時)

 棋戦ごとに持ち時間があり、例えば棋聖戦の1次予選は1時間、2次予選は3時間。五番勝負は4時間だ。順位戦は6時間で、名人戦七番勝負は2日制で9時間もある。

 対局は、ときには深夜、未明に及ぶこともある。昨年、当時四段だった中学生の藤井六段に深夜労働させてもよいかどうかが話題となった。棋士は「個人事業主」で、事業主から雇用された「労働者」ではなく、労働基準法の適用外となる。このため、中学生の藤井六段が深夜に対局することはできるのだ。

負け続ければプロ引退

 プロ棋士の段位は九段まであり、棋士のステータスのようなもの。段位ごとに昇段する条件がある。四段の棋士が五段に上がるには、「公式戦100勝」などの条件一つを満たす必要がある。

 負け続ければ、引退につながるのが、名人戦の予選にあたる順位戦だ。上からA級(今期は11人)▽B級1組(11人)▽B級2組(25人)▽C級1組(37人)▽C級2組(50人)の5クラスある。各クラスで1年間に10局または総当たり戦を行い、成績上位の2~3人が次年度で上位に上がる。成績が悪ければ降級する。A級で優勝すれば、名人に挑戦できる。四段はC級2組からのスタートで、順調に昇級しても名人挑戦まで5年かかる。

 C級2組で成績下位10人に「降級点」がつく。3回つくと、「フリークラス」に降級する。フリークラスの棋士は原則60歳で定年となり、引退だ。また、10年以内に規定の成績を挙げてC級2組に復帰できなかった場合も、定年を待たず引退となる。

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