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【関西の議論】天才中学生、藤井六段が身を置く将棋プロの世界 棋士にどうすればなれる? 収入は?

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【関西の議論】
天才中学生、藤井六段が身を置く将棋プロの世界 棋士にどうすればなれる? 収入は?

朝日杯オープン戦本戦準決勝で、羽生善治二冠と対戦する藤井聡太五段(当時) 朝日杯オープン戦本戦準決勝で、羽生善治二冠と対戦する藤井聡太五段(当時)

 約30~40人の三段が半年間に18局指し、成績上位者2人だけが四段に昇段でき、年間では4人しかプロになれない狭き門だ。26歳までに四段にならなければ退会となり、これまで何人もが涙をのんできた。ただ、26歳の年齢制限を迎えても10勝8敗以上の成績で勝ち越すと、次期も参加でき、29歳までは延長できる。

 藤井聡太六段(15)は初めて参加した平成28年4~9月の三段リーグで13勝5敗の成績を収め、わずか1期でプロ入りを決めた。四段になって29連勝を達成した藤井六段でも、5敗するほど三段リーグは熾烈(しれつ)な戦いだ。

 女流棋士で6つの女流タイトルのうち5つを保持する里見香奈女流五冠(26)も、女性初の棋士を目指して三段リーグで戦ってきたが、26歳の年齢制限を迎えた今期(昨年10月~今年3月)で9敗目を喫して負け越しとなり、退会が決まった。実力者にとっても、プロへの壁は厚い。

 大阪商業大学アミューズメント産業研究所の主任研究員、古作登さんは約30年前に奨励会で三段まで上がったが年齢制限で退会した。古作さんは「秀才が集まる中で三段に上がるのも大変。プロ(四段)と変わらないレベルの戦いでなかなか昇段できず、年齢制限が迫るのは言いようのないプレッシャーだ」と話す。

 一方、奨励会を退会しても、道は残されている。瀬川晶司五段(47)や今泉健司四段(44)は三段リーグを突破できずに奨励会を退会し、アマチュアとして活躍。しかしプロへの道をあきらめず、プロ編入試験で規定の成績を収めて合格した。

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