産経WEST

十段戦第1局、東大阪市の大商大で大盤解説会 囲碁ファン130人でにぎわう

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


十段戦第1局、東大阪市の大商大で大盤解説会 囲碁ファン130人でにぎわう

囲碁十段戦第1局の大盤解説会場=6日午後、大阪府東大阪市の大阪商業大学(宮沢宗士郎撮影) 囲碁十段戦第1局の大盤解説会場=6日午後、大阪府東大阪市の大阪商業大学(宮沢宗士郎撮影)

 産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「森ビル杯 第56期十段戦五番勝負」第1局が6日、大阪府東大阪市の大阪商業大学で行われたのに合わせ、同大のユニバーシティホール蒼天で大盤解説会が開かれ、約130人の囲碁ファンが訪れた。

 七大タイトル独占を2度達成して国民栄誉賞を受賞、今期3連覇を目指す井山裕太十段(28)は日本棋院関西総本部所属で、挑戦者の村川大介八段(27)は関西棋院所属。注目の“関西ダービー”を坂井秀(ひで)至(ゆき)八段(44)が解説し、聞き手を小野綾子初段(27)が務めた。

 モニター画面に映る盤面を示しながら、坂井八段が序盤から丁寧に説明。中盤から難解な局面となり、坂井八段が「ぎりぎりの攻防。井山さん危ないのでは」とみる場面も。井山十段、村川八段とどちらが優勢と思うかを会場のファンに手を挙げてもらったところ、半々で分かれた。

 会場のファンが予想した一手を井山十段が実際に着手し、形勢を挽回すると、会場からどよめきの声が上がった。井山十段はそのまま優勢を保って村川八段が投了した。終局後、井山十段と村川八段が大盤解説会場に登場し、対局を振り返ると、ファンらが熱心に耳を傾けた。

 この日参加した東大阪市の無職、中村進(のぶ)男(お)さん(75)は「自分が考えた手と両対局者の手が一致するとうれしい。解説は分かりやすく、棋力を高めるのに役立つ」と喜んでいた。

「産経WEST」のランキング