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【ビジネスの裏側】専門学校のノウハウで音楽ホール再建 滋慶学園グループ「ニッチのトップ目指した」

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【ビジネスの裏側】
専門学校のノウハウで音楽ホール再建 滋慶学園グループ「ニッチのトップ目指した」

昨年12月31日に開かれたカウントダウンコンサート。大勢のファンでにぎわった(ザ・シンフォニーホール提供) 昨年12月31日に開かれたカウントダウンコンサート。大勢のファンでにぎわった(ザ・シンフォニーホール提供)

 昭和57年に日本初のクラシック専門コンサートホールとして開業した。クラシック音楽に最適な2秒の残響時間を実現し、高い評価を受け、バブル期には年間300ほどの公演が開催されたという。しかし、近年は公演数が落ち込んだが、同学園が買い取ってからは、平成26年は230公演、27年は245公演、28年は関西トップ級の270公演と伸び続けている。

 ユニークな使用料体系

 ホールの成長を支えているのは、入場客数に応じて利用料金が増減し、コンサート開催後に決済できる独自の方式を編みだしたこと。フェスティバルホール(大阪市北区)や兵庫県立芸術文化会館(同県西宮市)など近辺に大型ホールがある中、今年も海外の交響楽団や著名な演奏家などを招いた大型公演が予定されている。

 同学園にとって初となるホール経営は試行錯誤の連続だった。

 平成24年2月、運営会社「ザ・シンフォニーホール」の喜多弘悦取締役は「(滋慶学園グループの)浮舟邦彦総長に昼食に誘われたのに、実際に行ってみたら『ホールを見に行くぞ』といわれて…」と苦笑いする。

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