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ダムで作業中の潜水士死亡 「流されている」との通信最後に

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ダムで作業中の潜水士死亡 「流されている」との通信最後に

 27日午前9時15分ごろ、広島県安芸高田市八千代町土師の土師ダムで、ダム湖に潜り設備設置工事をしていた福岡県筑紫野市武蔵、潜水士、松岡信宏さん(36)が流され、搬送先の病院で死亡した。安芸高田署によると、作業中は閉めなければいけない放流管が開いていた。

 同署は業務上過失致死の疑いも視野に入れ、ダムを管理する国土交通省中国地方整備局や、工事を請け負った会社から事情を聴いている。

 中国地方整備局土師ダム管理所によると、放流管は水中にあり、ダム湖から付近の川や用水路に水を流している。同管理所が弁を開け閉めして水量を調整する。

 同署によると、松岡さんは放流管内部の点検用に水をせき止めるゲートを新設するため、1人で水深約17メートルのダム湖の底に潜っていた。松岡さんから同僚に通信装置で「流されている」と連絡があり、放流管付近で見つかった。

 土師ダム管理所の犬山正所長は「非常に残念に思う。事故原因ははっきりしていないが、二度と事故が起きないようにしたい」と話した。

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