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【軍事ワールド】新鋭ステルス戦闘機F-35の“真の力” 水平線の向こう側を叩く「NIFC-CA」の威力

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新鋭ステルス戦闘機F-35の“真の力” 水平線の向こう側を叩く「NIFC-CA」の威力

24日、航空自衛隊三沢基地に配備されたステルス戦闘機F-35Aの日本向け1号機(青森県三沢基地、ロッキードマーチン提供) 24日、航空自衛隊三沢基地に配備されたステルス戦闘機F-35Aの日本向け1号機(青森県三沢基地、ロッキードマーチン提供)

 空母から発艦する攻撃機の場合、大きな対艦ミサイルを2発積めば、後は増加燃料タンクと、自衛用の空対空ミサイルを2~4発積む程度。かつての戦艦のように主砲を使って、爆弾よりも威力のある大口径砲弾を次々と放つような「圧倒的な火力投射能力」はない。

 遠距離と火力の乏しさ。この2つの問題をいま、米海軍はクリアしようとしている。それが「NIFC-CA」(ニフカ)というコンセプト(概念)だ。

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 ニフカは「Naval Integrated Fire Control-Counter Air」の略。海軍の艦艇のレーダーが探知できない、水平線以遠のミサイルなどについて、航空機のレーダーや赤外線などのセンサーでその位置や進行方向、速度といった情報を得て、データリンクで艦艇や他の航空機などに送り、協力して対処するという構想だ。

 米海軍と海兵隊は共同して2016年9月12日、ニューメキシコ州ホワイトサンズ・ミサイル試験場で、F35を参加させたNIFC-CAの実験を初めて実施した。

 イージス艦同様の高性能レーダーなどを設置した砂漠の実験用施設「デザートシップLLS-1」を海上のイージス艦に見立て、F35とデータリンクを確立。LLS-1の探知範囲外(水平線下)にある模擬目標をF35が発見、その目標データをLLS-1に伝達し、LLS-1は対空・対艦ミサイルSM-6を発射、目標に命中した。

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