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工藤会トップに賠償請求 歯科医襲撃事件の被害者提訴 「身勝手な行為に強い憤り。刑事だけでなく民事でも償って」

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工藤会トップに賠償請求 歯科医襲撃事件の被害者提訴 「身勝手な行為に強い憤り。刑事だけでなく民事でも償って」

 特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が関与したとされる歯科医襲撃事件で、被害に遭った30代の男性が26日、工藤会トップの野村悟被告(71)ら4人に計約8300万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴した。

 工藤会に対しては、銃撃事件の被害者の元福岡県警警部が約2900万円の賠償を求めて既に提訴。元漁協組合長射殺事件の遺族も損害賠償命令制度に基づき、7800万円の支払いを申し立てており、野村被告らの賠償責任を問う動きが強まっている。

 提訴した男性は弁護団を通じ「事件で後遺症を負い、身勝手な行為に強い憤りを覚える。刑事だけでなく、民事裁判でも償ってほしい」とのコメントを出した。

 歯科医襲撃事件は平成26年5月に発生し、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)の罪で野村被告ら7人が起訴された。福岡地裁はこれまでに実行役の元組幹部(42)や送迎役の元組員(39)の判決で、野村被告ら上層部の指揮命令によって実行されたと認定。港湾利権介入を狙い、漁協幹部の息子だった歯科医を襲ったと指摘していた。

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