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【関西の議論】ドヤ街の次は茶畑の町…星野リゾートが狙う意外な土地

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【関西の議論】
ドヤ街の次は茶畑の町…星野リゾートが狙う意外な土地

山すそに広がる茶畑。美しい景観が「日本遺産」に認定された=京都府和束町 山すそに広がる茶畑。美しい景観が「日本遺産」に認定された=京都府和束町

 さらに同社は昨年4月、大阪市中心部の新今宮駅(浪速区)周辺で2022年にリゾートホテルの開業を目指すことを表明。新今宮といえば、近くに通天閣や新世界、日雇い労働者が多く集まる街「あいりん地区」がある大阪らしい土地柄。リゾートホテルのイメージからはかけ離れている。JRと南海電鉄、地下鉄が接続する立地の良さに加え、「ディープな文化体験」(星野代表)を観光の売りにする戦略は、地元や世間を驚かせた。

京都観光の混雑緩和に効果あり?

 星野リゾート進出の仲介を果たした京都府にとっても、人気観光地が大混雑するなど飽和状態となっている京都市から周辺部へ、観光客を分散させることが課題となっている。

 京都市には、年間5千万人を超える観光客が訪れる。中心部では京町家が姿を消し、ホテルや簡易宿所の建設が相次ぎ、地域のコミュニティーが崩れていく危険性も指摘される。

 山田知事は「(増え続ける観光客は)京都市のキャリング・キャパシティー(収容力)を超えつつあり、京都の魅力を守ることに齟齬(そご)が出始めている」と危機感を募らせる。このため府は日本海に面する北部や自然豊かな中部、宇治茶がブランド化している南部をPRする「海、森、お茶の京都」の施策を進めているが、効果は道半ばだ。

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