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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】2つの俊足「海」で打線も激流! 島田&植田に首脳陣も期待

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
2つの俊足「海」で打線も激流! 島田&植田に首脳陣も期待

球団内外で注目を集める俊足の島田海吏外野手(左)と、植田海内野手 =沖縄県宜野座村のかりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場、村本聡撮影) 球団内外で注目を集める俊足の島田海吏外野手(左)と、植田海内野手 =沖縄県宜野座村のかりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場、村本聡撮影)

 2つの海が“満潮”を迎えるなら阪神の野球は劇的に変化します。春季キャンプも最終クールです。新大砲ウィリン・ロサリオ内野手(28)が期待通りの打撃を見せるなど順調に仕上がっていますが、ここに来て球団内外で注目を集めるのがドラフト4位ルーキー島田海吏外野手(22)、そして大和の抜けた遊撃で存在感を示し始めた4年目の植田海内野手(22)ですね。俊足2人がポジションを奪えば阪神打線に新たな機動性をもたらします。2人の存在がチームに激流を生むかもしれません。

■100m日本人初9秒台の桐生に勝った俊足、島田

 まさに光陰矢のごとし…ですね。春季キャンプもいよいよ最終クールを迎えました。28日に打ち上げるとその後はオープン戦に突入。3月30日の開幕戦(巨人戦=東京D)まで後1カ月となりますね。

 春季キャンプでは阪神はもちろん、他のセ・リーグ5球団も全て見ました。あくまでも現時点での感想を言うなら、辛口の私でもハッキリと言い切れます。

 「今年の阪神は大チャンス。優勝を狙う、ではなく優勝に最も近いのだから絶対に勝つ!! という気概で臨んでほしい」

 これが偽りにない私の評価です。三連覇を目指す広島は確かに強いですね。昨季の後半に右足首を骨折した鈴木誠也の調整が遅れていた時期もありましたが、ここに来てしっかりと仕上げてきました。昨季は6勝で終わった左腕ジョンソンが復活すれば投打に充実しています。最大のライバルでしょう。巨人もゲレーロの加入で打線は強力。侮れません。それに昨季の日本シリーズ出場で若手が自信を付けたDeNAも手強(ごわ)いですね。

 しかし、阪神はメッセンジャーを中心とする先発陣、そしてドリスやマテオ、藤川球児らタレント揃いのリリーフ陣と投手陣の層が厚い。新加入のロサリオが春先から打てば十分に戦えるどころか、リーグの中でもトップクラスの充実度だと思っています。辛口の私がここまで言うと、なんだか裏に“思惑”でもあるのか? と思われるかもしれませんが、1カ月の取材の結果を正直に書いているだけです。

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