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【平昌五輪】女王メドベージェワ、涙の銀メダルも「全てを出し切った」 「この演技、永遠に記憶に残る」 

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【平昌五輪】
女王メドベージェワ、涙の銀メダルも「全てを出し切った」 「この演技、永遠に記憶に残る」 

フリーの演技後、感極まるメドベージェワ選手=23日、江陵アイスアリーナ(納冨康撮影) フリーの演技後、感極まるメドベージェワ選手=23日、江陵アイスアリーナ(納冨康撮影)

 18歳のメドベージェワ(OAR=ロシアからの五輪選手)は、あふれる涙を抑えられなかった。23日に行われた平昌冬季五輪フィギュア女子フリー。演技を終えた氷上で、もう一度は「キス&クライ」で得点が表示され、銀メダルとわかったときに。それでも、長年の夢だった五輪出場をかなえた世界選手権2連覇の女王は「自分の全てを出し切った」と笑みを取り戻した。

 フリーのプログラムは、ロシアが舞台の映画「アンナ・カレーニナ」の楽曲。昨秋に急遽(きゅうきょ)、当初の予定を変更。猛練習でこだわりの演目を磨き、抜群の表現力で会場をとりこにした。

 冒頭の連続3回転ジャンプ、出来栄え点(GOE)で2点を加点したスピン、演技後半に5度跳んだジャンプ。大舞台でフリーの世界最高点保持者の貫禄を示した。フリーの得点は15歳のザギトワ(OAR)と並び、ショートプログラム(SP)でついた差の分だけ及ばなかった。

 昨秋の右足の骨折を懸命のリハビリで乗り越え、ロシアのドーピング問題をめぐっては、国際オリンピック委員会(IOC)委員の前で演説し、出場を懇願した。「全世界がこの4分間、私を見ている」と果敢に挑んだ五輪。「この演技は永遠に私の記憶に残る」と悔いの表情は見せなかった。(大宮健司)

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