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【軍事ワールド】イージス・アショア導入で「統合的な防衛が可能に」 ロッキード・マーティン社担当副社長インタビュー(後編)

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【軍事ワールド】
イージス・アショア導入で「統合的な防衛が可能に」 ロッキード・マーティン社担当副社長インタビュー(後編)

SSRの性能を示す概念図。弾道ミサイル対応・迎撃の範囲が大きく広がることがわかる(ロッキード・マーティン提供) SSRの性能を示す概念図。弾道ミサイル対応・迎撃の範囲が大きく広がることがわかる(ロッキード・マーティン提供)

 「また日本における脅威が現実のものになっているということは、我々も非常に感じておりますので、やはりなるべくリスクを最低限にできるよう注意を払い迅速に日本政府と協力をしながら(イージス・アショアによる防衛)能力を提供していきたいと思います」

 弾道ミサイル防衛(BMD)以外の部分、例えばイージス・アショアの導入で超音速巡航ミサイルの迎撃なども可能になるとされています。日本はF-35Aの導入を開始し、米海兵隊は既に岩国にF-35Bを展開している。また日本政府は長距離ミサイルを導入しようとしています。これで日本の防衛能力はどう向上するのか

 「その点についてはやはり、日本政府がどういったことを考えていらっしゃるのかというところになると思います。イージスアショアについては現行の形態ですと様々な防御用のミサイル、例えばSM3ブロック2Aミサイルや(巡航ミサイル迎撃用の)SM-6といったミサイルも発射できるようになります。そのあたりは日本の防衛省などがどのように考えているか、そしてそのランチャー(発射装置)にどういったミサイルを搭載する予定なのかというところで変わってくるかと思います。ただ日本が既にもっているF-35や航空機、またイージスアショアなどを持つことによって、統合的な防衛が可能になるということは間違いないと思います」

                  ◇

ブラッド・ヒックス氏

 米海軍に33年間勤務、退役時は海軍少将。米海軍の対空ミサイル防衛司令部の初代司令官、米ミサイル防衛庁(MDA)のイージス弾道ミサイル防衛システムのプログラム・ディレクターなどの要職を歴任。退役後にロッキード・マーティン入社。2018年1月より現職の米国ロッキード・マーティン社Rotary Mission&Systems(RMS)事業部海外戦略・事業開発担当副社長

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