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【軍事ワールド】イージス・アショア導入で「統合的な防衛が可能に」 ロッキード・マーティン社担当副社長インタビュー(後編)

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イージス・アショア導入で「統合的な防衛が可能に」 ロッキード・マーティン社担当副社長インタビュー(後編)

SSRの性能を示す概念図。弾道ミサイル対応・迎撃の範囲が大きく広がることがわかる(ロッキード・マーティン提供) SSRの性能を示す概念図。弾道ミサイル対応・迎撃の範囲が大きく広がることがわかる(ロッキード・マーティン提供)

 「またイージスアショアと海上(のイージス艦)が補完しあうことで迎撃可能範囲がさらに広くなるということは確かです。そしてE-2DやF-35の能力もさらに高まり、より深いレベルでの防衛が可能になると考えます」

 ポーランドに配備されているイージス・アショアにはレーダーとしてSPY-1が導入されていますが、日本ではSPY-6などの最新型レーダーを導入する可能性も取りざたされています。

 《SPY-6は米レイセオン社が開発中》

 「(SPY-1を中心とした構成とは)別の形態が検討されているという点はおっしゃる通りでして、防衛省でも様々な検討をされていると思います。どのような形態にするかは日本政府、防衛省における判断になるかと思います」

 「ただ私どもとしては(ロッキード・マーティン社が開発中の)ソリッドステートレーダー(SSR)のご提案はしています。ミサイル防衛については(現行のイージス艦が搭載する)SPY-1D(V)もあります。またSPY-6はフライト3のイージス艦向けのものですが、2024年の(完成)予定になっております。ただ、プロセスについては(日本の)防衛省が検討するものであって、私どもとしてはMDAを通じてデータを提供しているという立場になります」

 《SSRは米国の弾道ミサイル迎撃システム「長距離識別レーダー」(LRDR)にも用いられており、現行のイージス・システムより長距離で目標を発見できる。また弾道ミサイルの飛翔軌道をより正確に分析でき、本物の弾頭とデコイ(おとり)装置を識別できるなど高性能化されている。LM社では既にイージス・アショアとSSRをデータ的に連結する実験を行い、性能を確認している》

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