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【関西の議論】大混雑の京都に「奥の手」 隠れ寺発掘や時差拝観、夜間観光も

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【関西の議論】
大混雑の京都に「奥の手」 隠れ寺発掘や時差拝観、夜間観光も

初めて公開された相国寺の塔頭、林光院の襖絵を見学する観光客たち。観光地の混雑緩和に本腰を入れる京都市は、隠れた名所の発掘に余念がない=2月7日、京都市上京区 初めて公開された相国寺の塔頭、林光院の襖絵を見学する観光客たち。観光地の混雑緩和に本腰を入れる京都市は、隠れた名所の発掘に余念がない=2月7日、京都市上京区

 こうした動きに触発され、朝観光に特化したガイド本も出版され、『ぐるなび』と連携して朝観光のサイト「朝の街案内」を開設するなど、少しずつ市民権を得てきている。

 そして、次に目指すのが夜観光。拝観を受け入れている寺の大半は夕方には閉門となり、古都のナイトライフを楽しめる場所は意外に少ない。そこで市は、文化・芸術鑑賞や伝統芸能を体験できる施設などと連携して情報発信したい考えで、手始めに、パントマイムやダンスなどを披露する演劇集団「GEAR(ギア)」の公演を後援している。

 セリフがない芝居仕立てのパフォーマンス。6年前の立ち上げから公演回数は2千回を突破。中京区の専用劇場で火・木を除く週5日夜の公演を行う。ステージはレーザービームなどの照明とプロジェクションマッピングを駆使。外国人観光客も多く、リピーターも多い。統括プロデューサーの小原啓渡さんは「日本も文化的になかなかやるなというものを目指した」と話す。

 市はこうしたエンターテインメントをどんどん発掘し、「夜観光」の目玉としたい考えだ。

博物館に夜間開館促す

 また、京都市教育委員会は、国際博物館会議(ICOM=アイコム)が来年に京都で開かれるのを控え、市内の博物館や美術館がそれぞれ実施している夜間開館の試みに着目している。

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