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3月13日にも再稼働、関電大飯原発3号機 4号機は5月中旬

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3月13日にも再稼働、関電大飯原発3号機 4号機は5月中旬

 関西電力が大飯原発3号機(福井県)を3月13日にも再稼働させる方向で調整していることが15日、関係者への取材で分かった。原子力規制委員会の審査に合格した原発の再稼働は4原発6基目となる。関電は5月中旬に大飯4号機の再稼働を計画。3、4号機の再稼働後の今夏にも電気料金を値下げする方針だ。

 大飯3号機は規制委による使用前検査中で、今月13日に原子炉への核燃料の装填を終えた。今後は原子炉の温度や圧力を上昇させるなどして、3月13日にも制御棒を引き抜いて、原子炉を起動させる方向で作業を進めているという。

 関電は当初、1月中旬に再稼働させる予定だったが、神戸製鋼所の製品データ改ざん問題や、三菱マテリアル子会社製のゴム部品の改ざんなどの影響で、再稼働時期を延期していた。

 関電は東京電力福島第1原発事故を踏まえた新規制基準が施行された2013年7月、大飯3、4号機の再稼働を目指し規制委に審査を申請した。最初に審査合格の可能性もあったが、基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)を確定するのに時間がかかり、審査が長期化した。一方、運転開始約40年の大飯1、2号機は運転延長に巨額の投資が必要になるなどとし、廃炉を決めた。

 規制委の審査合格後に再稼働した原発は、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)、関電高浜3、4号機(福井県)、四国電力伊方3号機(愛媛県)。

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