産経WEST

【平昌五輪】小平選手、憧れの師と目指す「究極の滑り」 18日の500メートルで世界一の師弟へ

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【平昌五輪】
小平選手、憧れの師と目指す「究極の滑り」 18日の500メートルで世界一の師弟へ

スピードスケート女子1000メートルのレースを前に調整する小平奈緒。後方右は結城匡啓コーチ=14日、江陵(共同) スピードスケート女子1000メートルのレースを前に調整する小平奈緒。後方右は結城匡啓コーチ=14日、江陵(共同)

 3度目の五輪で、個人種目では自身初となるスピードスケート女子1000メートルの銀メダルを手にした小平奈緒(31)。1998年長野五輪で同競技日本人初の金メダリストになった清水宏保さん(43)の雄姿に魅了され、その指導に携わった信州大監督の結城匡啓(まさひろ)コーチ(52)に弟子入り。大学1年時から13年間の二人三脚で歩んできた。悲願の金メダルは最も得意とする18日の500メートルに持ち越しとなったが、結城コーチは「いいレースだった」とまな弟子の立派な滑りをねぎらった。(大宮健司)

 ■大学受験「今でも人生最大の緊張」

 「いろんな指導者を見てきたけど、結城先生が世界一の指導者だと思った」

 2014年ソチ大会でメダルを逃した後、五輪メダリストを量産するスピードスケート王国のオランダに2年間留学した小平だが、恩師への信頼は以前と変わらなかった。

 長野大会で日本代表コーチを務めた結城コーチの本職は信州大教授。動きを科学的に解明する「バイオメカニクス」が専門の科学者で、スケート研究の第一人者でもある。

 清水さんを目標にしていた小平は結城コーチに師事したいと憧れ、「将来はスケートの楽しさを伝えたい」と教員を目指していたこともあり、中学生の時点で教育学部もある地元の信州大志望を決めた。高校では強化選手としての活動で学校を欠席することが多かったが、合宿や遠征にも常に教科書を持参した。迎えた大学受験は「これで人生が決まると思い、今でも人生最大の選択で緊張した」と振り返るほどだった。

続きを読む

「産経WEST」のランキング