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【ミナミ 語り場】赤井英和さん 救われた「がんばれよ」道頓堀で心にしみた

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【ミナミ 語り場】
赤井英和さん 救われた「がんばれよ」道頓堀で心にしみた

「ミナミは自由や。いろんな人がおっておもろい」と語る赤井英和さん(山田哲司撮影) 「ミナミは自由や。いろんな人がおっておもろい」と語る赤井英和さん(山田哲司撮影)

 鬱々(うつうつ)とした精神状態から抜けられないある日、道頓堀をふらふら歩いた。見たこともない男性がすっと近づいてきた。「元気なったんか赤井、がんばれよ」と声を掛けられた。

 普段なら「俺の気持ちなんか分かるはずないやろ」と受け入れられないのだが、不思議に言葉がスッと入ってきた。リングの上と同じで、人との距離が近い声のかけ方だったからだろうか。「後から考えてみたら、それがミナミの人の力なんかな」という。

 その後、もう一度やり直す、と心が定まった。俳優として転身することができた。

  

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 現在の活動拠点は東京だが、大阪に戻れば必ずミナミの街をぶらつく。「ミナミは自由や。いろんな人がおっておもろい」

 ミナミでのエピソードには事欠かない。行きつけのすし店の大将は、「今日はええ」と支払いを受け付けない日がある。繁盛してそうにないので心配していると、別の日に、えらい高い額を請求される日もあるという。「わけがわからん」と笑う。

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