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京都市バスが40年ぶり乗車方式変更、外国人観光客増加で混雑が深刻化

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京都市バスが40年ぶり乗車方式変更、外国人観光客増加で混雑が深刻化

京都市バスの混雑緩和のための実証実験で、前扉から乗車する利用者=JR京都駅前 京都市バスの混雑緩和のための実証実験で、前扉から乗車する利用者=JR京都駅前

 かつては「前乗り」と「後ろ乗り」が混在していた市バス。経営の効率化を図るため、昭和47年に全路線で、現行の前降り運賃後払いに統一したが、最近は降車に便利なように乗客が車内前方に集まる傾向があり、時間がかかっていた。

 実験の結果、バス停での平均停車時間が11・5秒短縮。後ろ扉は車両中央にあり、車内のどこにいても降りやすかったことが要因とみられる。市交通局は今秋にも、実験を行った路線で導入し、全83路線のうち230円の均一運賃が適用される61路線に広げる方針だ。

 日本バス協会(東京)によると、乗車方式は運賃形態と関係が強く、均一運賃の場合は東京都や横浜市、名古屋市の公営バスなどのように前乗り先払いが多いが、大阪市営バスは乗り継ぎサービスの関係から「後ろ乗り前降り」になっている。

 京都市交通局は、均一運賃区間が乗り放題になり、観光客に人気のバス1日乗車券(500円)も混雑の一因と分析し、3月17日から100円値上げ。市バス全線と地下鉄が乗り放題になる共通1日券を300円値下げし900円とし、地下鉄への乗客分散を目指す。

 交通ジャーナリストの鈴木文彦さんは「先払い方式は合理的で、外国人にもなじみがあり、効果が見込める」と評価。一方、「京都は充実したバス路線に比べ、2路線しかない地下鉄で行ける場所は限られており、観光客がバスと地下鉄を乗り継ぐようになるかは不透明だ」と話している。

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