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65歳以上バス運賃「100円か半額」 奈良交通など「プラチナ定期券」実験販売

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65歳以上バス運賃「100円か半額」 奈良交通など「プラチナ定期券」実験販売

奈良県と奈良交通が試験導入する「プラチナ定期券」=奈良市 奈良県と奈良交通が試験導入する「プラチナ定期券」=奈良市

 乗車運賃をお得に割り引くことで高齢者のバス利用を促進しようと、奈良県と奈良交通(奈良市)は16日から、路線バスの乗車運賃が100円か半額になる高齢者向け割引パス「プラチナ定期券」(3カ月券)を試験導入する。3月15日まで期間限定で販売し、利用者へのアンケートなどで効果を検証するという。

 プラチナ定期券は65歳以上の県内高齢者を対象に、700枚限定(売り切れ次第終了)で販売される。これを使えば、奈良・学園前・生駒地区▽天理・郡山・王寺・五位堂地区▽京都府南部地区-発着の路線と天理桜井線のバス運賃が100円に。近鉄大阪線以南の近鉄とJR各駅を発着する路線は大人運賃の半額(180円以下の区間は1乗車100円)で乗車できる。

 割引の内容自体は奈良交通の「ゴールド倶楽部定期券」(3カ月券、6800円)と同じだが、販売価格は3千円とかなりお得。奈良市など各自治体も独自の高齢者割引制度を設けているが、利用区間は市町村単位で、県内全域で利用できるのもプラチナ定期券のメリットといえる。

 導入の背景にあるのが、県内で進む急速な高齢化だ。平成27年国勢調査によると、県の高齢化率は28・7%で全国平均(26・6%)を上回った。少子高齢化によって県東部・南部は大半が過疎地となり、それらの地域を通るバスはほとんどが“赤字路線”だという。

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