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【平昌五輪・祭典のまちから】五輪バスターミナル知らぬタクシー運転手…15分のはずが1時間弱、料金は5倍に!

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【平昌五輪・祭典のまちから】
五輪バスターミナル知らぬタクシー運転手…15分のはずが1時間弱、料金は5倍に!

 「北江陵(ブッカンヌン)パーク&ライドまで行ってください」

 五輪期間中に寝泊まりする江陵(カンヌン)市のモーテル前でタクシーに乗り、山間部の平昌(ピョンチャン)にある競技会場に向かうシャトルバスが出ているバスターミナルの名前を告げた。今回の五輪では各会場をつなぐシャトルバスが無料で利用できるが、ターミナルは郊外に点在する。記者も宿からタクシーでいったんターミナルへ行き、そこからシャトルバスで会場に向かうことが多い。

 「着いたぞ。ここが北江陵だ」

 15分ほど走った後、運転手が車を止めた。だが、あたりは国道のような大きな道路があるだけで何もなく、シャトルバスの姿は見当たらない。

 スマートフォンの地図アプリや手持ちの地図で説明すると、英語ができない運転手は考え込んだ後に「OK」と再び走り出した。だが、今後は高速道路に入ろうとしたため、たまらず「NO!NO!」と制止した。

 その間にもタクシーのメーターは上がり続け、料金が加算されていく。結局、韓国観光公社に電話し、日本語のできるオペレーターから目的地の住所を伝えてもらった。

 高速道路に一度入って引き返し、やっと目的地に到着。本来なら15分ほどで到着するはずが、1時間弱かかったうえ、料金も通常の5倍近くに跳ね上がっていた。

 正直腹が立ったが、それ以上に、五輪バスターミナルの場所を地元の運転手が知らなかったのに驚いた。

 地方都市で行われている平昌五輪と2年後の東京五輪とでは状況が違うが、言葉の分からない観戦客目線に立ったサービスの重要性を、改めて感じた。

(桑村朋)

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