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【平昌五輪】スノボ平野、軸ずらしながら縦2回転、横4回転の大技「ダブルコーク1440」で銀 不祥事、けがを乗り越えて

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【平昌五輪】
スノボ平野、軸ずらしながら縦2回転、横4回転の大技「ダブルコーク1440」で銀 不祥事、けがを乗り越えて

2回目の演技で「ダブルコーク1440」を決める平野歩夢の連続合成写真=14日、平昌(早坂洋祐撮影) 2回目の演技で「ダブルコーク1440」を決める平野歩夢の連続合成写真=14日、平昌(早坂洋祐撮影)

 雪辱の舞台に立った平野は軸をずらしながら縦2回転、横に4回転する「ダブルコーク1440(DC14)」を2回つなぐ技を五輪で初めて成功させた。だが、最も輝くメダルには、またも届かなかった。自身を2・50点上回るホワイトの優勝得点を見届けると、呆(ぼう)然(ぜん)。「前回も銀メダルで、上を目指すために4年間かけて練習してきたので…」と絞り出した。

 高く舞い上がった最初のエアで勢いをつけると、正面から踏み切る「DC14」をいきなり決めた。1回目は次の技につなげる着地で失敗したが、その後の滑りに練習の成果が凝縮されていた。2回目で正スタンスとは逆の左足を前にして踏み切る「キャバレリアル(キャブ)DC14」の連続技までしっかりと跳んだ。「誰にもまねできない技で勝つ」ための演技構成は、平野ならではだった。

 ソチから平昌までの道は平坦(へいたん)ではなかった。未成年のスノーボード選手による大麻使用や飲酒が相次いで発覚。全日本スキー連盟から強化指定選手の活動を停止させられ、昨季は実戦の機会が激減した。ワールドカップ(W杯)で試合直前に出場ができなくなる“事件”もあり、「ストレスだった」という。調整の遅れからか、昨年3月の米国での大会で着地に失敗し、左膝や腹部を強打。約3カ月間リハビリに専念し、「恐怖心との闘い」を続けながら今季を戦ってきた。

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