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【平昌五輪】スノボ片山、初五輪で入賞も「うれしくもあり…」 悔しさバネに急成長、愛媛への「スノボ留学」で成長 

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【平昌五輪】
スノボ片山、初五輪で入賞も「うれしくもあり…」 悔しさバネに急成長、愛媛への「スノボ留学」で成長 

男子ハーフパイプ予選を突破し、笑顔で引き揚げる片山来夢=平昌(共同) 男子ハーフパイプ予選を突破し、笑顔で引き揚げる片山来夢=平昌(共同)

 「高さ」を武器に戦った片山は87・00点の高得点をマークしたが及ばず7位。初五輪での入賞にも「うれしいもあるけど悔しいが一番ですね」と振り返った。

 親元を離れて暮らした中高の6年間で基礎を作った。静岡県焼津市出身。小学校を卒業すると、「スノボがうまくなりたい」と室内スキー場がある愛媛県に1人で越境留学した。コーチらとシェアハウスで暮らし放課後は毎日滑った。高校2年生のときに閉館したため、3年生は筋力トレーニングに費やした。「筋力と練習量では誰にも負けない自信がある。人よりも練習したことで今がある」

 「負けず嫌い」の性格も成長を後押しした。同い年でよく一緒に練習した平岡卓(たく)(バートン)がソチ五輪で銅メダルを取る姿をテレビで見て、「悔しさ9割、うれしさ1割」と燃えた。「五輪に出てメダルを取りたいという思いが強くなった」と平昌五輪出場を目指し、代表入りを果たした。

 今年1月には米国で行われた賞金大会「冬季Xゲーム」で優勝した平野に「おめでとう」と声をかけたが「悔しくて次の日からすぐに練習した」という。それから1カ月、“練習の虫”は大舞台での競技を終え、「まだまだスノーボードでやりたいことがたくさんあるので、そこに対してひたすら向かうだけ」と前を向いた。(岡野祐己)

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