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【衝撃事件の核心】押し入れに4年、日常的な暴力…滋賀・堺監禁事件の異様さ、男女5人を犯行に駆り立てたものは

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【衝撃事件の核心】
押し入れに4年、日常的な暴力…滋賀・堺監禁事件の異様さ、男女5人を犯行に駆り立てたものは

亡くなった渡辺彰宏さんが堺市内から移され、監禁されていた滋賀県近江八幡市の民家=平成29年12月 亡くなった渡辺彰宏さんが堺市内から移され、監禁されていた滋賀県近江八幡市の民家=平成29年12月

 男性も使い走りをさせられていたが、ほどなく3人から暴行されるように。暴行で足をけがして動けなくなった男性は、平成25年ごろから押し入れに閉じ込められた。

 食事はほぼ毎日、ラーメンにご飯を入れたもの。風呂にも入れず、オムツも毎日は替えてもらえない状態だったようだ。冷暖房など空調設備もない中、監視カメラが設置された押し入れで過ごした。男性は「言う通りにしておけばこれ以上ひどい目にはあわないと考え、押し入れでの監禁生活を続けた」などと話しているという。

 男性は現在も入院中。回復しつつあるが、自力歩行は困難な状態だという。捜査関係者によると、男性は障害年金を受給していたが、グループに取り上げられていたという。

 一連の事件では、井坪被告と共謀して渡辺さんに排泄物を飲ませたとして、強要容疑でムエタイジムの経営者の男性(39)も逮捕されたが、大津地検が処分保留で釈放後、堺市内の自宅で自殺しているのが見つかった。

標的になるのを恐れた?

 捜査はほぼ終了したが、捜査関係者によると、井坪被告以外の4人は容疑を認め、井坪被告は犯行や動機について口を閉ざしたままだという。

 謎が残るのは5人の関係と、成人男性2人を暴行、監禁し続けた理由だ。暴行の発覚を恐れたことも監禁理由の一つとみられるが、監視カメラの設置、インターネットでの中継など、「なぜそこまで手間をかけるのか」(捜査関係者)分からない状況もある。

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