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【衝撃事件の核心】押し入れに4年、日常的な暴力…滋賀・堺監禁事件の異様さ、男女5人を犯行に駆り立てたものは

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【衝撃事件の核心】
押し入れに4年、日常的な暴力…滋賀・堺監禁事件の異様さ、男女5人を犯行に駆り立てたものは

亡くなった渡辺彰宏さんが堺市内から移され、監禁されていた滋賀県近江八幡市の民家=平成29年12月 亡くなった渡辺彰宏さんが堺市内から移され、監禁されていた滋賀県近江八幡市の民家=平成29年12月

 堺市内の住宅街にある2階建て住宅。この家の押し入れでは後に滋賀県警に救出される男性が閉じ込められており、渡辺さんも別の部屋で監禁されていた。

 住宅を管理する会社の男性は「水道工事をしたことがあったが、立ち会いを嫌がっていた。家に近づけたくなさそうだった」と語る。監禁が発覚しないよう、警戒していた様子が浮かび上がる。

 平成29年8月、渡辺さんは飯星被告宅から滋賀県近江八幡市にある萩原被告所有の住宅に移されたが、衰弱が激しく、萩原被告が119番。渡辺さんは救急搬送されたが死亡した。

 近所の女性は救急車到着時の様子について、「半ズボンの男性が心臓マッサージを受けていて、足が青ざめていて怖かった」と話す。

 これが事件発覚のきっかけとなった。救急搬送時に連絡を受けた滋賀県警が司法解剖した結果、死因は細菌性肺炎と判明。通常は高齢者に多い死因で、若者にはあまり例がない。治療を受けた形跡はなく、体に殴られたような痕などもあったことから捜査が始まった。

あと1人監禁

 県警は11月16日、渡辺さんを大阪市内の路上で殴ったとして傷害容疑で井坪、宮崎、萩原の3被告を逮捕。また仲間にあたる萩原被告を蹴ったなどとして、暴行容疑で亀井被告を逮捕した。

 さらに捜査の過程であと1人監禁されている可能性が高まった。渡辺さんと同様、暴行されている可能性が高い。「もう手遅れかもしれない」。同日、滋賀県警の捜査員らが救出に向かい、飯星被告宅に踏み込み、男性を救出した。男性は辛うじて会話はできたものの、自力歩行できないほど衰弱していた。

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