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甲賀市選管無効票水増し 第三者委員会設置へ 市議選重なり台風も… 見通し甘く混乱か

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甲賀市選管無効票水増し 第三者委員会設置へ 市議選重なり台風も… 見通し甘く混乱か

開票所での投票箱の流れ 開票所での投票箱の流れ

 なぜ、あるまじき不正行為を働いたのか。総務部長ら3人は市選管委員長の聞き取りに対し、「大量の票が不明となり、捜索を指示したが確認できず、気が動転して焦った」と説明したという。

 未開票の投票箱は投開票翌日の23日朝、後片付けしていた職員がレッスン室で発見、中にあった投票用紙を総務部長らに渡した。総務部長ら3人は相談の結果、総務課長が投票用紙を自宅に持ち帰り、焼却処分したという。

 そして約1カ月後の昨年11月30日、市選管は手続きにのっとり、未使用の投票用紙を廃棄。県選管が求めていた廃棄枚数の報告も、改めて数えずに投票用紙配布数と投票数の差を机上で計算して出していた。ちゃんと数えていれば、廃棄枚数の不足がこの時点で分かったはずだった。

 だが関係者によると、未開票の投票用紙があったことは、3人以外の複数の職員も気付いていた。にもかかわらず、今月初めに岩永市長に通報があるまで放置されていたという。

滋賀県警は公職選挙法違反の疑いがあるとみて、3人をはじめ開票作業に携わった職員から任意で事情を聴いている。関係者によると、聴取対象は開票作業を担当した全員を含む40人以上にのぼる見込みという。

 一連の問題を受け市は9日、総務部長ら3人を更迭。弁護士らでつくる第三者委員会を立ち上げ、不正の背景の検証や開票作業のマニュアル見直しなど、再発防止策を検討する方針だ。

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