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原発計画の上関町議選告示 建設停滞、先見通せず 山口

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原発計画の上関町議選告示 建設停滞、先見通せず 山口

 中国電力(広島市)が原発建設計画を進める山口県上関町で13日、任期満了に伴う町議選(定数10)が告示され、11人が立候補を届け出た。1982年の計画浮上以降9回目で、多数を占める計画推進派と、一定の議席を確保する反対派が対立してきた。だが建設工事が停滞、人口減対策も定まらず、互いに先が見通しにくい状況が続く。

 町議会は現在、推進派が7人、反対派2人、欠員1人。今回は推進派8人と反対派3人が立候補した。投開票は18日。

 町人口は約2850人。前回の町議選があった平成26年から400人ほど減り、高齢化も進む。推進派は原発建設に伴い関連産業が活発化し、立地交付金が財政を支えると主張。一方で漁業や農業を中心とする町づくりの必要性も訴える。候補者は「原発に期待するがわれわれがどうこう言って進むものではない。まずは町財政や人口減の課題をなんとかしなければ」と語る。

 計画の白紙撤回を求める反対派。27年の町長選では82年以降初めて、町の課題解決に注力すべきだとして候補擁立を見送ったが「議会では反対の声を上げ続けておく必要がある」(候補者)との立場だ。「自然を生かして産業を興し明るい町を」と訴えるが、具体的な代替策を示せていない。

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