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【平昌五輪】父と二人三脚、「憧れの人」と一緒に臨む晴れ舞台 横山大希 ショートトラック男子

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【平昌五輪】
父と二人三脚、「憧れの人」と一緒に臨む晴れ舞台 横山大希 ショートトラック男子

 男子1500メートル予選 滑走する横山大希=江陵(共同)  男子1500メートル予選 滑走する横山大希=江陵(共同)

 13日夜のショートトラック男子リレーに出場する横山大希(23)のスケート人生を支えたのは父、慎二さん(55)の存在だった。(桑村朋)

 幼いころ、慎二さんの転勤で香川から神戸に引っ越した。阪神大震災(平成7年)に見舞われた後で子供の遊び場が少なく、「親子で一緒に楽しめる」と慎二さんが選んだのが、地元の親子スケート教室だった。

 慎二さんは「活発な子でパタパタと氷の上を走っては転んでいた。まさか五輪に出るようになるとは考えもしなかった」と語る。

 テニスや水泳などのスポーツにも親しんだが、本人が続けたいと言ったのはスケートだけ。小学4年で地元のクラブに参加し、中学生でアジア大会出場を果たすなど才能を開花させた。関西学院大時代には全日本選手権で優勝、W杯で入賞するなど、国内トップ選手に上り詰めた。

 「練習でどんなに疲れても『絶対負けへんからな』と一切気を抜かない」。小学校から一緒に練習してきた小山陸さん(22)は集中力を絶賛する。

 そんな横山を父は支え続けた。社会人になるまで練習や試合の送り迎え、スケート靴のメンテナンスもこなした。そして迎えた平昌五輪。慎二さんは、この時のために使わずにいた勤続30年休暇を利用し、現地で声援を送るという。「ここまで来たら勝ってほしい」。慎二さんはそう願っている。

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