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【平昌五輪】モーグル・堀島行真 5年前、将来の自分に誓った「金メダル」の夢、目前で潰える 

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【平昌五輪】
モーグル・堀島行真 5年前、将来の自分に誓った「金メダル」の夢、目前で潰える 

予選を突破した直後、家族と写真撮影する堀島行真(右から2人目)=9日、韓国・普光フェニックススノーパーク(桑村明撮影) 予選を突破した直後、家族と写真撮影する堀島行真(右から2人目)=9日、韓国・普光フェニックススノーパーク(桑村明撮影)

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪で12日のフリースタイルスキー男子モーグル決勝に進んだ堀島行真=いくま=(20)。《僕は必ずオリンピックで金メダルを取ります》。父と二人三脚で突き進んできた“ヒーロー”は、5年前に中学校の卒業文集でこう誓っていたが、夢は目前でついえた。(前川康二、平昌 桑村朋)

 幼いころから運動神経は抜群で、縄跳びは小学1年で2重跳びを49回、2年で79回連続で成功。マラソン大会では体調を崩した5年のとき以外はずっと1位だった。幼なじみの野口尚人さん(20)は「いつもヒーローだった」と話す。

 「初滑り」は1歳。生まれ育った岐阜県池田町はあまり雪が降らず、父、行訓(ゆきのり)さん(57)に連れられてスキー場に行った。デコボコの斜面を滑るのが好きで、小学4年のころから姉、有紗さん(22)とともに、本格的にモーグルを始めた。

 隣の三重県桑名市にあるウオータージャンプ場に毎週通い、空中技「エア」を練習。技の成功や失敗の理由を書き込む「ウオータージャンプ日記」を欠かさず、精度を高めていった。

 ジャンプ場の所長、浜田聡さん(36)は「始めてすぐ難易度の高い技に成功するなど同年代より1つも2つもレベルの高い子だった」と振り返る。

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