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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】藤浪の復活…最後の鍵は「藤川球児」「甲子園球場」だ!

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
藤浪の復活…最後の鍵は「藤川球児」「甲子園球場」だ!

藤浪晋太郎、さあ復活だ! =沖縄県宜野座村のかりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場、村本聡撮影) 藤浪晋太郎、さあ復活だ! =沖縄県宜野座村のかりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場、村本聡撮影)

 藤浪復活の最後の鍵は藤川球児と甲子園球場が握っている、と言うのです-。阪神は沖縄の「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」で春季キャンプ中ですが、投手陣の注目点は2年連続で不振の藤浪晋太郎投手(23)が復活するかどうか…です。7日の紅白戦では紅組の2番手で登板し2回4安打2失点。ステップの幅を縮めた新フォームを披露しましたが先行きは不鮮明でした。復活が渇望される右腕に阪神OBは「最後は球児と甲子園が晋太郎を救ってくれる」と話しました。どういうことでしょう-。

■あの“迷物”すっぽ抜けも着々と改良…あとは

 極寒の日本列島ですがやはり沖縄は違います。太陽が顔をのぞかせると気温は15度を軽く越えていきます。じっとしていてもうっすらと汗が出てくる暖かさですね。金本阪神は宜野座のグラウンドで40人の一軍キャンプ参加メンバーが泥と汗にまみれて3月30日の開幕・巨人戦(東京D)から始まるシーズンに向けて激しく鍛えています。

 投打に注目ポイントは多いのですが、なかでも投手陣で最大の注目点は藤浪の状態に尽きるでしょう。2013年のルーキーイヤーは24試合に登板し10勝6敗、防御率2・75をマーク。その後も14年が25試合に登板、11勝8敗で防御率3・53、15年は28試合に登板し、14勝7敗、防御率2・40と順調に勝ち星を積み上げてきました。ところが、16年に7勝10敗とつまずくや、昨季はわずか11試合に登板しただけで3勝5敗、防御率4・12でした。まさに急降下ですね。

 今季は豪腕が甦(よみがえ)るのか否か-。誰もが藤浪のマウンドの姿に注目していますね。そして、キャンプの2月7日には紅白戦の紅組の2番手で登板しました。プロ入り6年目で最速の実戦登板です。

 「この時期に投げさせられる、というのは結果を出さないと先発ローテーションも一軍枠も厳しくなるということ。首脳陣は他の若い投手と競り合わせて結果を残した方を使う…というプロ野球界で当然の競争原理に藤浪を置いて観察しているのだろう」とはチーム関係者の言葉です。

 つまりここ2年の不振で藤浪は無条件で一軍枠や先発ローテーションが得られる立場ではなくなっている、というわけですね。自分の立場を築くには「イップス」と噂される右打者の内角をきっちり投げられ、本来の姿を取り戻さなくてはなりません。もちろん、藤浪自身も自らが置かれた状況を知り尽くした上でマウンドにあがったはずですね。

明らかに「左足の…歩幅が…迫力が…」

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