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【平昌五輪・祭典のまちから】極寒も長時間のバス待ちも吹き飛ばした開会式 

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【平昌五輪・祭典のまちから】
極寒も長時間のバス待ちも吹き飛ばした開会式 

 「22時丁度のバスが待てど暮らせど来ない!気温はマイナス14度」。これはスキージャンプの葛西紀明(45)が8日に更新したブログの内容だ。それによると、日本選手団だけ約40分間も極寒の中、取り残されたという。

 記者も9日午後、モーグル競技会場から開会式が行われる平昌五輪スタジアムへバスで向かった。約40分かけて高速鉄道の珍富駅に戻り、別のバスに乗り継いだのだが、定時に到着したバスは待っていた客が入りきらず発車。結局、珍富で約40分待たされた。突き刺すような寒さの中で戸外で待つことに、かなりのストレスを感じた。

 シャトルバスをめぐっては、大量の客を運ぶため地元のバスだけでは足りず、韓国全土からかき集めたが、それでも多くの人が長時間バス待ちをせざるを得ないのが現状のようだ。

 迎えた開会式。会場周辺は観客や関係者でごった返し、歓迎ムード一色に。夜が更けるにつれて寒さも厳しさを増し、文字通り極寒になったが、みんな楽しそうだった。開会式が始まると、光線が夜空を照らし、次々と花火が打ち上がり、そのたびに歓声が上がった。

 記者は会場に入れず、寒さは相変わらずだったが、五輪期間中に何が起こるのかと思うと楽しみになってきた。とにかく「冬の祭典」は始まった。長時間バスを待ったかいがあった気がした。(平昌 桑村朋)

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