産経WEST

【平昌五輪】ソチ代表落選で目覚めた元スーパー中学生 高木美帆「日本にいい流れを」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【平昌五輪】
ソチ代表落選で目覚めた元スーパー中学生 高木美帆「日本にいい流れを」

練習に臨む高木美帆=8日午後、韓国・江陵オーバル(納冨康撮影) 練習に臨む高木美帆=8日午後、韓国・江陵オーバル(納冨康撮影)

バンクーバーは最下位

 バンクーバー五輪は中学3年でスピードスケート史上最年少出場。掛け持ちしていたサッカーで将来の女子日本代表「なでしこジャパン」候補に選ばれた経歴からも注目を集めたが、「あっという間に終わってしまった」というように、1000メートルで完走者中最下位の35位に終わるなど世界の厳しさを味わった。大学1年で成長が期待されたソチ五輪は、国内選考会での結果がふるわず代表からも落選。誰もが認める潜在能力を生かし切れない、苦しい時期が続いた。

 ソチ五輪は初代表に選ばれた姉・菜那(なな)(25)=日本電産サンキョー=のレースを日本で応援。これが分岐点となった。4年前、代表に選ばれなかった姉が五輪への思いを前面に押し出し、いま、夢だった舞台で滑っている。「自分は『そんなにガツガツしなくても…』というくらいだった。気持ちの差は行動に表れる」と思い知った。

挫折ではなく「必要悪」

 当時指導していた日体大の青柳(あおやなぎ)徹監督(49)はソチ前の高木美に「貪欲さに欠ける」という印象を持っていた。平昌五輪へ向けて強化指定選手を集めたナショナルチームに入り、目の色を変えたまな弟子を見て「取り組み方が一流になった。代表落選は挫折ではなく、必要悪だった」と評価している。

続きを読む

このニュースの写真

  • ソチ代表落選で目覚めた元スーパー中学生 高木美帆「日本にいい流れを」

「産経WEST」のランキング