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【関西の議論】「違いのわかる大人の女性」ターゲット 今年のバレンタインは作り手も“女子押し”

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【関西の議論】
「違いのわかる大人の女性」ターゲット 今年のバレンタインは作り手も“女子押し”

オーストラリア在住の中村有希さんが手がけるナカムラチョコレートは珍しいアボリジニの食材が使われる=あべのハルカス近鉄本店 オーストラリア在住の中村有希さんが手がけるナカムラチョコレートは珍しいアボリジニの食材が使われる=あべのハルカス近鉄本店

 「メゾン・ド・ショコラ」といわれる高級チョコレート店のショコラティエはほとんどが男性。上質なカカオ、おいしさを追及するのは男性ならではのこだわりの視点だ。ところが、女性の作り手は、母親であることも多く、自分の子供が食べても安全であることに重きを置くのが特徴ともいう。

女性目線で梅酒トリュフ

 厚労省が1月29日に発表した「平成28年国民健康・栄養調査」で「飲酒習慣者の割合の年次推移」によると、男性の飲酒習慣者の割合が減少傾向をたどるものの、女性は平成15年の6・6%から8・6%と増加傾向にある。お酒好きな女性のためのチョコレートを女性の作り手とともに製作したのは、阪急百貨店梅田本店だ。

 阪急は今年、日本酒発祥の地である奈良・葛城市の日本酒醸造元「梅乃宿」と、老舗洋菓子店「モロゾフ」(神戸市中央区)との三社共同で梅酒を使ったチョコレートを作った。「梅乃宿」は日本酒業界では珍しく女性社長が手がける蔵元として知られ、モロゾフの担当者も女性、同店バイヤーも女性という、3人の女性担当者からバレンタイン限定の梅酒トリュフが生まれた。

 「トリュフに使われる梅酒は、吉野梅を贅沢に使った梅酒と、梅の果肉が口の中に広がる梅酒を使用し、洗練された味わい」と梅乃宿酒造の戦略推進部長の福山和子さんは話す。

 阪急百貨店バイヤーの高見さゆりさんは、「お酒のチョコレートというと、チョコの中からどろっと液体が流れる男性が好きなウイスキーボンボン。実は女性は苦手な人が多い。お酒を楽しむ女性が増えたこともあり、華やかな香りとすっきりとした甘酸っぱさが女性にも喜ばれるはず」とアピールする。

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