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祇園祭の山鉾にリサイクル金 装飾品の修繕に利用 京都市

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祇園祭の山鉾にリサイクル金 装飾品の修繕に利用 京都市

祇園祭の山鉾にリサイクルした金を利用する取り組みの協定締結式。左から2人目は山鉾連合会の岸本吉博理事長=京都市役所 祇園祭の山鉾にリサイクルした金を利用する取り組みの協定締結式。左から2人目は山鉾連合会の岸本吉博理事長=京都市役所

 京都・祇園祭の山鉾に使われる金装飾品の新調や修繕に、使用済み小型家電から回収しリサイクルした金を利用する取り組みを始めることになり、京都市は8日、祇園祭山鉾連合会や、金の抽出技術を持つ鉄鋼業「アステック入江」(北九州市)などと協定を結んだ。

 山鉾には豪華な装飾品が用いられ、前方の左右に飾る金幣や柱に取り付けられた金具、飾り幕の糸などに金が使われている。市によると、リサイクル金を文化財に用いるのは全国初という。

 アステック入江が金を抽出し、金工品業者が加工して修繕に用いる。今年7月の祇園祭の終了後から利用する予定で、約200年ぶりの巡行復活を目指している「鷹山」の装飾品に使う計画もある。

 山鉾は主に国や市の補助金を元に修繕しているが、金は価格の変動があり、リサイクル金によって安定的に修繕が進むことが期待される。

 山鉾連合会の岸本吉博理事長は「豪華絢爛な巡行を長く続けていく上でありがたい。貴重な資源なので、大切に使いたい」と話した。

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